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いろのいろいろ㊦

パントンカラーについて
2019年7月17日

先週のいろのいろいろ㊤で、社員の謙さんは印刷会社に送ったカタログのファイルが、異なる装置とカラーモデルで表せるので、「印刷する前後の色は違う」という結果になりました。

もし貴方も、「印刷する前後の色差を縮めたいなら、どうすればいいの?」を知りたいなら、パントンカラーを知らなければならない!

パントンカラーとは?

パントン(Pantone)はアメリカ合衆国に本社がある企業で、様々なカラーの研究と開発を専門する世界的なカラーシステムサプライヤーです。Pantoneのカラー言語は、様々な業界をサポートしています。例えば、テキスタイル、アパレル、コスメ、インテリア、建築および工業デザインです。しかも、印刷、テキスタイル、プラスチック、顔料、コーティングなど、様々な素材にわたる10,000以上のカラースタンダードを網羅しています。

パントンカラーの使い方

PANTONEカラーシステムは、特許取得済みの色番号体系で、様々な色や色調に対して特定の番号とカラーマッチング基準を設定してます。最も一般的なPantoneカラーチャートは、約6 x 2インチまたは15 x 5センチのコート紙で作られ、ポータブルで扇状に開けるガイドブックです。カラーチャートの片面は同じ色相の色を印刷し、それぞれの色の下で、色番号とカラーマッチング基準を表記します。近年では、Pantoneは、様々な素材(生地など)でカラーチャートを作成し、様々な業界の業者でも使用できます。

PANTONEは、世界共通のカラースタンダードなので、製品を印刷する時、印刷会社にPANTONEの色番号を伝えるだけで、印刷する前後の色差を避けれます。しかし、同じ色番号でも、異なる年度のバージョンで、微小な差異があるかもしれないので、バージョンの異同を気ついてください。

ここまで、貴方もうどうすれば、社員の謙さんのような状況にならないのを知るかもしれません。Pantoneカラーチャートを使えば、手軽に間違いなく自分が希望するカラーを相手に伝えることができます。ちなみに、Pantone公式サイトで、PANTONEの色番号からCMYK値・RGB値に変換するファンクションもつけていますよ!